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2022.03.15

後遺症(後遺障害)による逸失利益 について

交通事故により後遺症が残った場合、医師に交通事故による後遺障害を認定するための診断書を作成してもらい、
これを自賠責調査事務所に提出して、後遺障害等級の認定の審査をしてもらうことになります。

後遺症は、その程度に応じて、最も重い1級から14級までの後遺障害等級が認定されます。
(14級の後遺障害にも認定されない「非該当」もあります)

後遺障害等級が認定された場合、等級に応じて、労働能力喪失率が定められています。
これは後遺症により、将来、仕事で稼ぐ力の一部が何パーセント失われたかを定めるものです。
例えば、1級~3級は100%喪失、7級で56%喪失、10級で27%喪失、12級で14%喪失、14級で5%喪失とされています。

この労働能力喪失による将来の収入減少を「逸失利益」と呼びます。
逸失利益の計算方法は、年収額×労働能力喪失率×67歳までの年数に応じた係数、という式で計算をします。

例えば、35歳で年収500万円の会社員が後遺障害等級10級の後遺症を負った場合、
逸失利益は、500万円×27%×20.389(32年のライプニッツ係数、3%)、2752万5150円となります。

なお、むち打ち症などによる神経の痛みの場合には、実務上、67歳までの年数分の補償が認められず、
14級の場合は5年程度、12級の場合は10年程度が年数の上限となることが多くなっています。